書名:「ぼくのデフブラらいふ」

著者: カドカワ シンイチロウ
カナイ マキ絵・文

四六変形判224ページ

2025年5月23日発売

本書紹介
目が見えない!? 耳が聴こえない!? 全盲で全ろう=デフブラ(Deaf Blind)のカドカワさんの暮らしを大解剖!
でも、これが「フツー」だから、なんだってトライあるのみ。米国のデフブラと出会ったことで留学を志し、帰国後は当事者が当事者を支援するNPOを立ち上げる。そして、フルマラソンを目指したもののオーバー・トレーニングで靱帯断裂。――そんな「デフブラらいふ」を軽妙に描く。
そんなデフブラの半生を綴った一冊です。人生の各ターニングポイントでの出来事を紹介し、デフブラを身近に感じてください。
人気イラストレータの金井真紀さんによる「デフブラ見聞録」も収録し、「努力」や「美談」とは、ちょっと違う”障害本”の誕生です。

目次
まえがき
1章 ストレス解消のために始めたマラソン
2章 視覚と聴覚を失って
3章 大学進学とはじめての留学
4章 そして、ふたたびアメリカへ
5章 帰国、「すまいる」の創設と新たなスタート
6章 パートナーとの出会い
7章 デフブラを生きる=ぼくの10箇条
特別寄稿 デフブラらいふ見聞録(金井真紀)
謝辞―あとがきにかえて

出版:コロカラ株式会社

http://korocolor.com
2020年の米国から派生した「ブラック・ライブズ・マター」ムーブメントに呼応してスタートした「いきする本だな」シリーズの第7冊は、全盲で全ろう=デフブラの門川紳一郎さんのエッセイ集です。
目が見えなくて、耳が聞こえないことは、門川さんにとっては「フツー」のこと。なので、なんでもトライあるのみ。そんなデフブラらいふを描きだします。
著者プロフィール

門川紳一朗(かどかわしんいちろう)

プロフィール
サイト上のニックネーム:しんべい趣味:読書、ブログ、旅行、スポーツ、ドラム。。。。好きな食べ物:お好み焼き、たこ焼き、や...


金井 真紀 (カナイ マキ) (著、イラスト)
1974年千葉県生まれ。文筆家、イラストレーター。著書に『はたらく動物と』(ころから)、『パリのすてきなおじさん』(柏書房)、『テヘランのすてきな女』(晶文社)など多数。共著に『サッカーことばランド』(ころから)などがある。
上記内容は本書刊行時のものです。

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<読者レビューより>

幼少の頃に目、続けて耳の障害が発覚。幼稚園、盲学校と家族の理解と支援で進学し、本人の意思と周りの協力で大学、アメリカ留学へと進む。その後、盲ろう者の支援組織 …

北海道新聞で書評されました。。。

北海道新聞に掲載された書評
2025/06/08 北海道新聞見出し寺尾紗穂の愛し、読書(かなし、どくしょ)見出し「平等」考える 盲ろう者の半生記 「...

毎日新聞に掲載された記事です。

「ぼくのデフブラらいふ」が毎日新聞に掲載されました
7月25日著者インタビュー・門川紳一郎さん『ぼくのデフブラらいふ』今週の本棚・著者に聞く門川紳一郎さん  ルビ「かど か...