仕事のアフターに職場の仲間と居酒屋で過ごす時間

しんべいのBLOG

金曜日の夜。職場の仲間と飲みに出かけた。翌日は休みで予定もない。時間を気にすることなく、心行くまで語り合える時間はアッという間に過ぎていく。

久しぶりに職場の仲間3人で飲みに行ってきた。3人とも盲ろう者なので、それぞれに通訳者が1人ずつ付き、全員で6人での飲み会となった。

17時30分に仕事を終え、迎えに来てくれていた通訳者と合流し、職場から徒歩3分ほどの居酒屋へ向かった。店に入った時はまだ時間が早かったせいか、他にお客さんはいなかった。

まずはビールで乾杯。各自が食べたいものを注文し、みんなで取り分けることにした。馬肉カツ、豚のみょうが焼き、刺身、なっとうオムレツなど
。それぞれ1皿ずつ注文し、まずは食べて飲んで、楽しい時間が始まった。

今回の飲み仲間3人のうち2人は、ともに弱視で難聴。コミュニケーションは音声通訳によって行われた。一方、ぼくは指点字で通訳を受け、自分の声で話をする方法だった。

担当してくれた通訳者も、それぞれ得意分野を持っていた。中でも、若い盲ろう者を担当していた通訳者とは今回が初対面だった。彼の通訳技術や職歴これまでの経歴に強くひかれ、食べるのも忘れるほど話に聞き入ってしまった。

その通訳者の本職は、フリーランスの手話通訳者だという。昨年のデフリンピックでろう者の通訳を経験してから、手話通訳の技術が向上したそうだ。

彼はこんな話もしてくれた。

「実は、自分には吃音があります。そのことをろう者に打ち明けたところ、『そんなことは気にすることではない。あなたには手話があるじゃないか』と言われたんです。それ以来、自分の障害を受け入れられるようになりました。」

なるほどと思った。この話はぼくにもよく分かる。自分も発声が不明瞭になることが多く、一生懸命声で話したつもりでも、相手に伝わっていなかったと知った時のショックはとても大きい。そんな時、手話で自然に会話ができたら、どれほど心強いだろうと思う。

そうこうしているうちに宴もたけなわとなり、飲みながらの雑談は大いに盛り上がった。気が付けば、もう22時になろうとしていた。楽しい時間は、本当にあっという間に過ぎていく。

今回は盲ろうの仲間だけでの飲み会だった(もちろん通訳者も一緒だった)が、今後は職場の他の仲間にも声をかけてみたい。今の職場で働くようになって
5
年目になるが、週1
日だけの出勤なので職場の仲間との触れあう時間が十分とはいえない。たまには、仕事を離れて語り合い、笑いあうことも必要だろう。そうすることで、職場の人間関係がさらに深まればと願っている。

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